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小児歯科

乳歯はそのうち抜けるから気にしなくていい?~子どものむし歯が与える影響~

こんにちは。
東京メトロ日比谷線「広尾」駅から徒歩1分の歯医者「ファイブデンタルクリニック広尾」です。
 
「お子さんの歯をむし歯にしたくない」というのは、保護者の方に共通する思いですよね。
お子さんの歯にちょっと気になることがあっても、忙しくて時間が取れなかったり、痛がっていないから様子をみていたりと、なかなかすぐに受診できていない方はいらっしゃいませんか。
 
なかには、「乳歯がむし歯になっても、そのうち抜けるから放置していても大丈夫」とあやまった情報を信じてしまっている方もいらっしゃるでしょう。
乳歯は時期がくれば永久歯に生え変わりますが、むし歯をそのまま放置するのはやめましょう。
 
 

乳歯のむし歯を放置していると永久歯に悪影響を及ぼします

むし歯は感染症です。
乳歯のむし歯を放置していると、お口の中でむし歯菌はどんどん増殖し、まわりの歯にも広がります。
さらに、むし歯が進行して、歯の根にまで達すると、生えるのを待っている永久歯が変色したり変形したりすることがあるのです。
 
また、乳歯には永久歯が正しい位置に生えてくるようにガイドする役割があります。
乳歯がむし歯になって、早くに抜けてしまうと、目印を失った永久歯が迷子のような状態となり、間違った場所に生えてしまい、結果的に歯並びが悪くなるとされています。
 
参照:厚生労働省「幼児期における歯科保健指導の手引き(平成 2 年 3 月 5 日、健政発第 117 号)」(厚生省健康政策局長通知) より)
 
 

乳歯のむし歯は心身の健全な発育に影響を与えます

むし歯になって痛みを感じると、痛くない方の歯で噛むようになったり、やわらかいものばかりを好んだりするようになります。
その結果、顎の発達が妨げられ、顔や骨格のゆがみを引き起こす可能性が高まります。
しっかり噛めない状態が続くと、栄養の吸収が悪くなったり、胃や腸などの消化器官にも負担がかかったりと、全身の発育に悪い影響を与えてしまうのです。
さらに、うまく発音できないことで、精神的なストレスの原因にもなります。
 
 

歯医者さんと一緒にむし歯を予防しましょう

乳歯のむし歯は気が付かないうちに進行し、あっという間に歯を溶かしてしまうのが特徴です。
進行したむし歯は、自然と元の状態に戻ることはありませんので、歯を守るためには、できるだけ早く治療をはじめることが重要です。
初期のむし歯は、ご家庭だけでは発見することは難しいので、定期的に歯医者さんでチェックを受けましょう。
定期検診では、お子さんの成長に合わせた歯磨きの方法や、仕上げ磨きのやり方もアドバイスします。
 
広尾駅から徒歩1分の歯科「ファイブデンタルオフィス広尾」では、年齢に合わせたケアでむし歯を予防します。
治療が必要なお子さんには、お一人お一人のペースに合わせて段階的に進めますので、安心しておまかせください。
 


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